「なんとなく」を「根拠」に変える

勘と経験だけで大丈夫ですか?
「今月は調子が良かった」 「最近リピート率が悪い気がする」 こうした「感覚」だけで経営していませんか? 確かに経験や勘は大切ですが、それを数字で裏付けることで、もっと正確で効果的な意思決定ができるようになります。 今回は、治療院経営におけるデータ分析の重要性と、簡単に始められる方法について考えてみたいと思います。
まず「何を知りたいか」を決める
データ分析は、闇雲に数字を眺めることではありません。まず「知りたいこと」を明確にします。
・新規患者は月に何人来ているか?
・リピート率は何%か?
・客単価はいくらか?
・どの曜日・時間帯が混んでいるか?
・どのメニューが一番売れているか?
・広告費に対して何人集客できたか?(費用対効果)
こうした問いに答えるために、データを集めます。
集めるべきデータ
【毎日記録すべきもの】
・来院患者数(新規・既存の内訳)
・売上(メニュー別)
・予約件数とキャンセル数 【月次で集計すべきもの】
・総売上 ・新規患者数とリピート患者数
・患者様一人あたりの平均売上(客単価)
・広告費
これらを記録するには、レジのPOSシステムや、電子カルテ、Excelシートなどを活用します。
分析して「打ち手」を考える データを集めただけでは意味がありません。
そこから何を読み取り、どう動くかが重要です。
【例】 「先月の新規患者は10人。今月は5人に減った」
→ 原因は? 広告をやめた? 季節要因? 口コミが減った?
→ 対策は? キャンペーンを打つ、Googleマップの口コミを集める、SNS発信を増やす。
【例】 「リピート率が30%しかない」
→ 初回体験の満足度が低い? アフターフォローが足りない?
→ 対策は? 初回の問診時間を増やす、帰宅後にLINEでメッセージを送る。
データは「過去の記録」ではなく、「未来を変えるヒント」です。
数字は嘘をつかない
「なんとなく」で経営していると、問題に気づくのが遅れます。 データという「事実」を見ることで、感情に流されず、冷静に判断できるようになります。
まずは今日から、売上と来院数を記録することから始めてみませんか?
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